果糖制限食は減量を促進するかもしれない
英語の勉強をかねて、国立健康・栄養研究所の海外最新ニュースから気になった記事を訳してまとめてみた。英語の不出来に関しては栄養学のそれを上回ると思うので、正しい内容を知りたい人は原文をあたってください。
フルクトースの代謝の説明に関しては以前ハーパーさまで見たのと同じ。
代謝の説明
実験
結果
主に、Dr.Parksによる説明。
- 「糖質は肝臓で分解され、脂質を合成するために取っておかれる。これはフルクトースドリンクを飲んでから四時間以内に起こる。その結果、次の食事をしたとき、脂質は燃やしてエネルギーにされるよりも蓄えに回されることになる」
- 「この結果は、まだフルクトースの影響をきちんと評価していない。実験に協力した人は健康で、痩せていて、おそらくフルクトースの消費もかなり早い。過体重や肥満の人は、脂質合成のプロセスがすでに活発になっているだろうから、より悪い影響が出るだろう」
- 「肥満の原因としてフルクトースを悪者にする人はたくさんいる」
- 「そういう人たちは正しいことを言っていると思うけど、でもそれが唯一の問題ではない。アメリカ人は活動レベルと比べて過剰なカロリーを摂っているし、過剰な脂質を摂っているし、過剰なたんぱく質を摂っている。それから、過剰な糖質も摂っている」
- 「ダイエットをする人は、果物を減らすべきではない。しかし糖質を多く含む加工食品を制限することは、ダイエットをする助けとなるだろう」