はじめて月刊『学校給食』が待ち遠しくなった日

 ふだんは適当に流し読みをする*1月刊『学校給食』なのですが、今日手にした3月号は創刊700号記念とかで、学校給食の歴史、献立の歴史を振り返っていて、これがなかなかに面白いものであったのでした。

 なのですが、次号の予告を見るに、4月号はもっと期待です。特集が「「食の安全」とはなにか」で、執筆者がなんと、畝山さん松永さんなんです。

食の安全とは
国立医薬品食品衛生研究所安全情報部 畝山智香子
 「食の安全」は学校給食によって最優先事項の一つです。では、食の安全とは何を根拠に、どのくらいを安全だと判断しているものなのでしょうか。本稿では食品の安全性の考え方が近年大きく変わってきていること、また科学的根拠に基づいた食品の安全性とはなにかということの片鱗をお伝えしていきます。

「食の安全」の捉え方
科学ジャーナリスト 松永 和紀
 東日本大震災から2年たちましたが、私たちは第4の災害として「情報災害」に直面しています。食の安全に関する適正な情報を集め、それらを理解し、さらに情報発信をしていくにはどうしたらよいのかを考えていきたいと思います。

 これは楽しみでしょ。

 普段手にしたことのない人も、どこかで見つけたら読んでみるといいよ!

*1:であるので、『学校給食』が「現場への影響がつよいと考えられる専門誌」であるという『「食育」批判序説』の人の評価は、過大評価も過ぎると思う